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不動産の最適活用を望むすべての顧客に、<br/>最上級のアドバンテージを提供する

不動産の最適活用を望むすべての顧客に、
最上級のアドバンテージを提供する

CBRE プロジェクトマネジメント部

プロジェクトごとに最適なチームを形成

CBREは、フォーチュン500やS&P500にランクインする世界最大手の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社。

1906年にアメリカで設立され、100年以上の歴史を持つ。

現在は世界111カ国、450拠点以上で、サービスをグローバルに提供。

日本では、全国10拠点で、国内1100名を超えるプロフェッショナルが、不動産賃貸・売買仲介サービスにとどまらず、各種アドバイザリー機能やファシリティマネジメントなどの18の幅広いサービスラインを展開している。

多くの業務は部署ごとで完結するのではなく、プロジェクト毎に各サービスラインから最適なメンバーを選抜してCBREの総合力で対応するかたちだ。

サービスラインの一つであるプロジェクトマネジメント部は、不動産ライフサイクルのうちの建設に関するプロジェクト起案から完了引き渡しまでのプロセスをマネジメントする。

「どんなスーパーマンも一人では建築はつくれません。プロジェクトごとにメンバーの組み合わせを替えることが互いのキャリアをリスペクトしながら働くことになり、結果的に各々のキャリアアップにつながります」

と同部部長の梶浦久尚氏は語る。

例えば、ディベロッパーが顧客となる本社ビル建設や投資目的の土地取引では、リサーチ、コンサルティング、プロジェクトマネジメントの各部署からメンバーを構成。様々な情報を分析して、建物用途などのベストミックスを提案する。

また、顧客がオフィス移転を要望する場合は、最適な労働環境を提案するワークプレイスストラテジー部が現況の問題を洗い出し、結果を元に最適なワークプレイス戦略を構築。

並行してテナントレプリゼンテーション部がリース・賃貸借契約の解約をスムーズに済むように交渉する。

プロジェクトマネジメント部は、建設工事や原状回復工事などビル指定業者からの見積もりの妥当性を確認しながら手配を進め、移転先の設計者や各種サプライヤー、什器備品、通信インフラ、引っ越し業者などの選定・調整・交渉を行う。

顧客の投資効果を見据えながら、プロジェクト全体をとおして各専門業者に采配を振るためには、高いコーディネーション能力に加え、コミュニケーション能力も必要となる。

「プロジェクトのデリバリー・スキームをデザインするのが私たちの業務であり、顧客にとって最適なプロセスを構築できる能力が求められます。何か起きた場合のリスク分解や分担も踏まえ、非常に複雑に絡み合う業界の責任分解点をしっかり理解したうえで契約書に落としこむ。その能力に長けたプロフェッショナルが揃っています」

【次のページ】
多様性を生かして様々な要望に応える

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PROFILE

梶浦久尚

梶浦久尚

かじうら・ひさなお/
1998年、東京工業大学大学院情報理工学修士課程修了後、日系大手ゼネコン入社。
2012年、King’s College London 建設法、紛争解決修士号取得。
13年、オートデスク社入社。14年、CBRE入社。15年より現職。
英国Chartered Civil Enginee(r CEng)、英国Chartered Arbitrato(r FCIArb)、
James Rennie Award 2011 from ICE受賞ほか。
一級建築士、一級施工管技士。

CBRE(シービーアールイー株式会社)

所在地/東京都千代田区丸の内2-1-1
明治安田生命ビル18階
https://www.cbre.co.jp/ja-jp
不動産オーナー/投資家やテナントに対して、
最適かつ的確な不動産ソリューションを中立的な立場で提供する、
法人向け不動産のトータル・ソリューション・プロバイダー。

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