アーキテクト・エージェンシーがお送りする建築最先端マガジン

Architect's magazine

MAGAZINE TOP > Special Report > STAPLE HOUSE KOGASAKA

お気に入りのライフスタイルを叶える<br/>屋内ガレージ付きDIY賃貸住宅が、<br/>土地オーナーと借り手から大絶賛!

お気に入りのライフスタイルを叶える
屋内ガレージ付きDIY賃貸住宅が、
土地オーナーと借り手から大絶賛!

STAPLE HOUSE KOGASAKA

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)建築グループが展開する「CREATIVE RESIDENCE®」シリーズ。貸し手・住み手・つくり手の3者にメリットをもたらす賃貸住宅の実現をプロデュースしている。
この秋、シリーズ第3弾として屋内ガレージ付き戸建賃貸住宅「STAPLEHOUSE® KOGASAKA」が、東京・町田市に竣工。シンプルな木製フレームを基本構造に採用し、建築コスト圧縮と工期短縮を実現、オーナーの投資資金の早期回収を目指す。延床面積100㎡超の空間の随所に〝DIY〞の要素を盛り込み、住み手には、ライフスタイルに応じた自由な使い方を提案。
今回は、本物件を設計した建築家、Kaデザイン代表の山本健太郎氏と、C&R社建築グループ・プロデュース担当の鈴木謙一氏に、背景や設計のポイント、成果について聞いた。

様々な意見が集まるプロデュース機能のメリットを存分に活用

高ヶ坂エリアにはあざみ野のような屋内ガレージ付きの物件はなかった。周辺の家賃相場から、閑静な住宅街であるあざみ野のような賃料の設定は難しいと考え、できるだけコストダウンを目指すことに。それに加え、I型ジョイストを活用するとともに、住む人が長く暮らせる時間軸をかけ合わせた解として導き出したのが「自由に使える空間」というコンセプトだ。このコンセプトに従い、仲介会社、施工会社、建築資材メーカー、家電メーカーなどにスケールメリットによるコストダウンの協力を呼びかけ、賛同してくれた各社を巻き込んでいったという。

 

「2022年に生産緑地の限定が解除され、首都圏などでは固定資産税負担のために宅地に転換する土地オーナーが続出するはず。そこで、『STAPLE HOUSE』を3年間で30プロジェクト、計100棟の施工を目指す計画を立案。『STAPLE HOUSEKOGASAKA』は、その第1号物件となりました」(鈴木氏)

 

当初は、3棟をつなげたテラスハウス形式で設計を進めたが、仲介会社のアドバイスで3棟を切り離すといった大きな変更も。こうした周囲の意見を設計に取り入れているところも、本物件の特徴といえる。

山本氏は「普段は自分がプロデューサー的役割も兼ねるが、今回は鈴木さんというプロデューサーが加わり、一人よがりにならずに済み、三方よしの結果となった」と言う。例えば、断熱性。広い吹き抜け空間は室温が下がりやすく、冬場は寒さが厳しくなることが想定された。そこで、鈴木氏の意見で東北地方並みの断熱材を加えている。こうしたことも、建築士がC&R社のプロデュース機能を活用するメリットといえる。「C&R社と付き合っていると、普段は得られない業界情報や、経済動向と関連した建築トレンドが聞けるのでためになる」と山本氏は評価する。

本物件の家賃は、周辺相場から2万円ほど高い16万円に設定。3棟が埋まれば約10年、2棟でも約15年でオーナーの投資資金を回収できる利回りを計算した家賃の設定である。「今は、未来が予想しづらい激動の時代です。15年先のことなど、誰にもわかりません。その時になって、修繕するなり建て直すなり、最善策を考えればいいとオーナーには提案しています」

完成直前、「STAPLE HOUSE KOGASAKA」の写真をホームページやSNSで紹介したところ、問い合わせが殺到、すぐに2棟の契約が決定した。もう1棟は、周辺にはないパーティルームとして時間貸ししたり、「STAPLE HOUSE」シリーズのモデルルームとして活用する計画だという。

 

「数棟を建てる場合、うち1棟をコミュニティスペースにすれば、地域活性化拠点として役立てることもできるでしょう。そんなアイデアを考えることは、地域を大切に考えるオーナーにとって楽しいことなのでは。そもそも建築とは、そこに暮らす人たちの楽しい生活の舞台をカタチにすること。斬新なアイデアをお持ちの建築士の方々、土地の有効活用を検討されているオーナーの方々、ぜひ私たちに相談いただければと思います」(鈴木氏)

 

 

 

 

 

ページ: 1 2 3

PROFILE


山本健太郎

1 9 8 7 年、国立宮城工業高等専門学校建築学科卒業後、

三菱製紙株式会社工務部入社。

92年、株式会社淺沼組東京本店設計部入社。

96年、ケンタロー・アーキテクツ設立。

99年、テレデザイン・コラボレーションの設立に参画。

2001年、有限会社Kaテレデザインへ名称変更。

05年、有限会社Kaデザインへ名称変更。

10年より関東学院大学非常勤講師。一級建築士。

クリーク・アンド・リバー社 建築グループ プロデュースチーム

当社のプロデュースチームに設計・プランニングなどの提案を依頼されたい方々、

今後、当社のプロデュース案件にチャレンジしてみたい設計事務所・建築会社・

建築士の皆様からのご連絡、エントリーをお待ちしております。
TEL /0800-170-0091(フリーコール)

URL/http://www.arc-agency.jp/

 

物件概要 クリエイティブ レジデンスシリーズ No.03

物件名/STAPLE HOUSE KOGASAKA
( ステープル ハウス コガサカ)
所在地/東京都町田市高ヶ坂6丁目
構造/木造2階建て1LDK(3棟)
敷地面積/391.46㎡
延床面積/313.02㎡
竣工/2018年9月
企画/株式会社クリーク・アンド・リバー社
設計/有限会社Kaデザイン 一級建築士事務所

人気のある記事

アーキテクツマガジンは、建築設計業界で働くみなさまの
キャリアアップをサポートするアーキテクト・エージェンシーが運営しています。

  • アーキテクトエージェンシー

ページトップへ