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物流施設設計の未来をリードする、<br/>“最先端”グローバルカンパニー

物流施設設計の未来をリードする、
“最先端”グローバルカンパニー

日本GLP株式会社 設計企画部

既存の概念を覆す革新的な物流施設を

物販業界では店舗売り上げが減少しているのに対し、EC取引は右肩上がりだ。今後さらにその傾向が高まる可能性があるため、同社のビジネスは一層の好調が見込まれる。現在、同社の物件の稼働率は99%とほぼ満床の状態を保っているが、その理由はどこにあるのか。

「自社本位でなく、カスタマーに選ばれるべく施設を設計しています。それぞれのお客さまのビジネスに寄り添うように計画することが大切です」

同社が開発・運営するのは単なる保管場所としての倉庫ではない。ソーラーパネルによる再生エネルギーの活用といった環境性能、特許を有する免震装置の設置等の高いBCP(事業継続計画)対応力といった「サスティナビリティ」に加えて、庫内で働く方々への快適性を意識した作業空間や託児所、カフェテリアといった「アメニティ」を充実させることで、テナント企業の従業員の採用率・定着率の向上に寄与し、高く評価されている。同社は、そこで働くことがステータスになる施設と物流ソリューションの未来を視野に入れている。

 

GLP相模原プロジェクトは、約29万5000㎡(東京ドーム約6個分)の敷地に、延床面積約65万5000㎡の大規模な物流施設だ。

「流山プロジェクトでは生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで支援することを目的に計画しています。相模原では、例えば研究開発、製造、流通など物流を一体化するような施設を構想しています。大きくいえば社会そのものが新しいテクノロジーによって変わりつつあるなか、物流は転換期にあり、今時点ではどのような建物のアウトプットが最適かは未知数ですが、新しいソリューションとそれにマッチした次世代の新しい物流施設の最適化の提案を今後も模索していくつもりです」

 

 

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PROFILE

設計企画部長 前田裕介

設計企画部長 前田裕介

まえだ・ゆうすけ
1990年、武蔵工業大学(現東京都市大学)
工学部建築学科卒業後、
株式会社久米設計入社。
2007年、株式会社プランテック総合計画事務所入社、
08年、プランテックコンサルティング(執行役員)を兼務。
オフィス、ホテル、博物館、教育施設、商業施設、
研修施設など幅広い設計および建築コンサルティング業務に従事。
11年、日本GLP入社。17年より現職。

日本GLP株式会社

所在地/東京都港区東新橋1-5-2
汐留シティセンター34階
https://www.glprop.co.jp/
世界8カ国で物流施設のビジネスを展開しているGLP
の日本法人として2009年に設立。主な事業は物流施
設・用地の賃貸・売買・開発・運営管理および投資助言。
先進的物流施設およびテクノロジーを駆使したソリュー
ションのリーディングプロバイダー。

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