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10年後の理想を求めて。個人のキャリア形成を築く上で会社のビジョンを全力で楽しむ!

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Iさん30代男性(コンサルティング会社へ転職)

希望の転職を叶え、新天地で活躍中の社員を紹介する本シリーズ。第3回目は大手ゼネコンから※PM/CMに特化したコンサルティング会社へ転職。事業創造領域という上流から関わることで、より活躍のフィールドを広げるIさんに話を聞きました。


社長が持っているビジョンに
早く追いつきたい!

いま企業経営において、施設戦略は事業戦略と切り離せないものになっており、PM-CMの業務範囲は、事業の川上である事業創造領域に拡大。経営的な視点が磨ける仕事となっている。特にインバウンド需要の急速な高まりにより、建築PM-CMの活躍の場は国内企業のみならず外資系企業にも広がるなど、活躍の場は広がりつつある。

「建築というカテゴリーは同じですが、設計一辺倒だったゼネコン時代とは打って変わって、スタンスが全く違います。計画全体のマネジメントとハンドリング。目線が180度変わりました。いまでは常に顧客目線を持ちながら、潤滑に業務を進めるためにどうあるべきかを考えて、日々業務にあたっています」

これまで、数多くの企業の施設を生み出してきた、Iさんが所属する同社。建物を軸にしていながら、その建物を使ってどんなビジネスを展開できるか、周辺環境にどんな文化をもたらすか、数十年後のその地をどのように豊かにできるか。そんなことを考えるプロの集団の集まりだ。

「まだまだヒヨッコですが、いずれはそんな立場になれたらいいなと思っています。竣工のその先のビジネスインフラにまで関わることができる仕事は、やり甲斐があります。それに、一つずつ着実にこなすことにより、コンサルとして自身のステップアップにつながっていることを実感します」

会社が理念のもとに進んでいこうとしている方向が、自分のベクトルと一致しているかどうか……。そんな旨を、今回の転職においてはとても重要視したというIさん。転職説明会で直接社長の話を聴けたのが最終的な背中を押すきっかけとなったのは間違いない。だが、少し物足りない点もあったという。

「建築業界にいる若手は、良くも悪くも“刺激や面白さを優先する仕事”を求める人が多いはず。もっと突き抜けたことをやっている会社ばかりを集めた説明会があっても面白いだろうな、って思います。そういった情報を探している同期や後輩は少なからずいるんです。僕自身は当分転職の予定はありませんが、そういった説明会があったら勧めてみたくなりますね(笑)」

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PROFILE

Iさん 30代男性

大学、大学院で建築を学び新卒でゼネコンの設計部へ入社。その後、現在の建築コンサルティング会社へ転職

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