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アトリエ系から組織系へ。求めたのは、技術者としてのさらなる成長。

アトリエ系から組織系へ。求めたのは、技術者としてのさらなる成長。

Aさん30代男性(中堅設計事務所へ転職)

希望の転職を叶え、新天地で活躍中の社員を紹介する本シリーズ。第1回目は、新卒でアトリエ系建築設計事務所に入社して以来、設計者として活躍。その後、中堅計事務所へと活躍の場を変えた、Aさんに話を聞きました。

ランドスケープデザインに関わりたい。
そう思ったのが、設計者になったきっかけ!

学生のころは建築計画を専攻していたというAさん。その関係で就職先に選ぶなら、都市づくりやその管理、セキュリティなどソフト面にも幅広く興味があり、そう言った視野を持って仕事に関わりたいと思っていたという。

「最初の就職にアトリエ系建築設計事務所を選んだのは、幼稚園や児童館など、子どもを対象にした施設を中心にその周辺環境を配慮したところまで仕事としておこなっていたからです。
規模がそれほど大きくないせいか、一つひとつの仕事の回転が早く、常にハードワークでした。その反面、若手のうちから多くの設計に関わることができたことはとてもラッキーなことです。
若いうちからいろいろ経験をして力をつけたかったので、個人の裁量が大きいアトリエ系事務所で経験を積めたことはいい財産になりました」

しかし、6年やっていると違った立場から建築に携わりたいと思うようになってきた。そのことから、技術者としてスキルアップのできる環境を求めて転職を考え始めることになる。

「技術者として、もともと興味のあった広義な意味でのランドスケープを手がけたいという気持ちは以前からあり、建築をより突き詰めていきたいな、と」

経験者ならご存知だが、仕事と転職活動の両立は思うほど簡単にはいくものではない。

「実は転職活動は、退職してからじっくり探し始めたんです。当時の仕事が忙しすぎたため、転職活動と仕事の両立は無理だなと思って。自分の希望に合わないところでは、元も子もないので、知り合いの設計事務所のお手伝いをしたり、建築系の人材紹介会社の説明会に参加したりしていました。転職の専門家である人材会社といえど、妥協はしたくなかったので、なかなか希望通りにはいきませんでした」

そんなときクリーク・アンド・リバー社が運営するアーキテクト・エージェンシーという建築士業界に専門特化した転職エージェントの転職企業説明会に参加することになる。

「クリーク・アンド・リバー社の説明会がきっかけで、ここなら僕の希望する条件で無理なく相談することができるぞと思いましたね。クリーク・アンド・リバー社は専門誌『アーキテクツマガジン』を通して、以前から名前を知っていました。建築業界の知識が豊富なことはもちろん、建築業界の内情も知っているし、何より人事責任者だけでなく現場責任者との太いパイプもある。僕の職務経歴や今後の要望、希望に対する転職エージェントの理解が早かったことも心強かったです。相談してからはトントン拍子で話が進みました。

莫大な量の求人案件から、自分に合ったものを自分自身で探し当てるのは意外と大変だったりします。今回は、今まで培ってきたことをもっと幅広く活かしたいといった仕事面とワークバランスの改善、という条件で絞ってもらいましたが、エージェントという第三者の目が入ることで、より客観的に、そして自分の好みに近い求人を提案していただけたのは本当に良かったと思いましたね」

Aさん自身の要望とクリーク・アンド・リバー社さんの紹介案件をすり合わせつつ、6社ほど実際に書類を提出。そのうち5社から内定を得ることができた。

「私のケースでは、2018年1月の上旬ごろに登録、エージェントとの面談から志望会社の絞り込み、実際の面接が入り、という感じでした。そして、色々あって最終的にいまの事務所に決めたという感じで、4月から働き始めています。クリーク・アンド・リバー社に出会ってからの転職活動は総じて満足しています。応募先を選ぶ段階で何度もやりとりしているのでミスマッチが少ないし、現実的な絞り込みもできたからです」

【次のページ】
やりたいことと同時に、ワークライフバランスが叶った。

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PROFILE


Aさん 30代 男性
地方国公立大学大学院卒業後、アトリエ系建築設計事務所にて約6年勤務。
アーキテクトエージェンシーからの紹介で2018年、現職の中堅設計事務所へ転職

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