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川原秀仁の建築マネジメント塾 2025年7月生受講者募集

川原秀仁の建築マネジメント塾 2025年7月生受講者募集

■建築マネジメント塾とは

建築マネジメント塾は株式会社ALFA PMC 川原 秀仁が講師を務める、広く建設産業従事者にマネジメントの濃密なエッセンスを伝えることを主目的とした講座です。この機会をぜひご活用ください。

■受講で得られること

・これからのビジネスで最も大切な顧客目線や顧客中心の思考を習得し,業務をより効果的で洗練されたものへと進化させ変化するビジネスに適合する力を身につけられる

・ゲームチェンジャーとなるための視座・視点を得ることができ仕事へのアプローチが根本的に変わる

・講義を通じて、自身のキャリアの希少性と存在価値が向上し、より高度なプロジェクトや高いステージで活躍できるチャンスが広がる

・効率的な学習スケジュールと業界トップ講師から直接学ぶことで、実務で成果を上げる即戦力ノウハウと価値ある人脈形成の機会を得られ圧倒的なコストパフォーマンスを実現

・PM/CMにすぐにチャレンジしたいなら、このセミナーしかない。講義を通じて新しいクリエイティビティを得て成功への第一歩を踏み出そう

2023年5月開講以降、現時点で約200名に受講いただき、卒業生同士の交流・復習などを目的とした卒業生コミュニティ(アフタースクール)も構築されています。

>>>受講生の声はこちら

■参加対象者(こんな方にオススメ)

・設計者・施工者の方
・PM/CMを目指している方
・発注者の方
・建築生産に関わる技術者全般

■カリキュラム紹介

2025年度は全体3部/全10日間(1日2講座)にて行います。1講座につき1.5時間の講座時間です。

第1部
テーマ【社会・経済の動向を知り、自らの建築ビジネスにつなげる!】

これからの社会・経済の動向、それにまつわる建築・建設とのつながりと関係性を把握し、そして自らの戦略を構築する。

第1回 現在とこれからの社会・経済の動向/建築・建設ビジネスのこれからⅠ

第2回 建築・建設ビジネスのこれからⅡ/建設バリューチェーンの再構築を自らの手中に!

第3回 集約・統合していくビジネスの未来をスコープする/これからの自らのビジネスを構築する

第2部
テーマ【経営学のマネジメントを基盤に建築マネジメントに活かす!】

マネジメントの発祥である経営学の基礎を知り、それを基盤に建築マネジメントに活かす。

第4回 ビジネス・マネジメント/ビジネスと建築・建設における事業手法

第5回 ビジネス・フレームワークⅠ/ビジネス・フレームワークⅡ

第6回 多様な発注方式への対処から制御へ/CRE戦略/PRE戦略への本質と実践

第3部
テーマ【建築サプライチェーン全般の建築マネジメント手法を獲得する!】

建築・建設サプライチェーンの全体構成から各フェーズ・プロセス毎に、それぞれについて、すぐに実践できる実用的な知見や解決策を詳説していく。

第7回 事業と建築をフレームワークする/企画は建築企画だけを意味するのではない

第8回 発注業務はプロジェクトそのものの要/基本設計の成否が事業成功度合いを決める

第9回 実施設計をまとめるにはコツがある/工事施工と(工事)監理の実像をマスターする

第10回 事業を成功に導くコストマネジメント手法/隠れた差別化技術スケジュールマネジメント

■2025年7月生講座開催概要

2025年7月生初回
2025年7月16日(水)18:00~21:00
基本毎週開催(3カ月)で、全10回(3h/1日)を受講いただきます。対面・オンライン形式にて実施します。

・開催スケジュール
第1部:7/16、7/23、7/30
第2部:8/6、8/20、8/27
第3部:9/3、9/10、9/17、9/24

■2025年4月生講座開催概要・・・お申し込みは締め切りました

初回:2025年4月9日(水)18:00~21:00
基本毎週開催(3カ月)で、全10回(3h/1日)を受講いただきます。対面・オンライン形式にて実施します。

・開催スケジュール
第1部:4/9、4/16、4/23
第2部:5/14、5/21、5/28
第3部:6/4、6/11、6/18、6/25

■受講方法

講座会場での対面形式 もしくは オンライン形式
ご希望の受講方法(会場/オンライン)をお申込み時にご選択ください。
※会場の都合により対面受講人数に限りがございます。会場参加ご希望の方はお早目にお申込みください。

初回開講日の1週間程度前に「開催のご案内」をお送りします。
ご案内はkawahara_jyuku@pr.cri.co.jpのアドレスから送らせていただきますので、ドメイン指定受信を確認し、『pr.cri.co.jp』からのメールを受け取れるよう設定をお願いします。なお初回開講日3日前までにご案内が届かない場合は、お手数ですが、kawahara_jyuku@pr.cri.co.jpまでご一報ください。

■対面形式受講会場

株式会社クリーク・アンド・リバー社 本社セミナー会場

東京都港区新橋4丁目1−1 新虎通りCORE
都営地下鉄三⽥線 内幸町駅 A1出口/東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 A1出口 徒歩5分
JR⼭⼿線 他 新橋駅 烏森口 徒歩6分
東京メトロ銀座線 新橋駅日比谷口 徒歩7分

※会場は変更になる場合がございます。

■受講料

3部まとめて受講/20万円(税別)
1部ごとの受講も可能/1部10万円(税別)

銀行振込 もしくは クレジットカードにてお支払いいただきます。

企業で受講検討されている人材育成・開発ご担当者様へ
建築マネジメント塾受講は厚生労働省による人材開発支援助成金をぜひご活用ください。返済不要の助成金で社員研修に活用できます。
詳細は厚生労働省が出している最新の制度案内のパンフレットをご確認ください。
本助成金のご利用にあたりご不明な点は、管轄の労働局・助成金窓口にお問い合わせください。

>>>受講お申込みはこちら

■建築マネジメント塾受講生の声

studio mons LLC.代表 伊藤さん
社会の大きな流れを掴み、仕事へ繋げる
良い緊張感で「新しい挑戦」をしたくなる
studio mons LLC. 代表 伊藤 圭太さん
※2025年3月10日インタビュー実施

かつての先輩が、今何を考えているのか知りたい

講師の川原さんは私にとって前職の先輩にあたります。30年ほど前に設計事務所へ入社したとき、同じ部にいらしたのが川原さんでした。当時から非常にパワフルで人の3倍も5倍も仕事をこなし、圧倒的なエネルギーをもって自分のメッセージを伝えられる、飛び抜けた能力を持った方でした。

川原さんが山下PMCへ転職された後も1年ほどご一緒したことがあります。「設計者」を自認していた私にとって、正直CMの仕事へ異動が決まったときは正直戸惑いもありました。しかし実際に関わってみるとCMと設計者の役割は全く違う。川原さんをはじめCMチームの皆様が「これからの日本の建設業界を変えていこう」という意欲を持った方々の熱意で、CM業務に対する認識が変わりました。

その後私は独立しましたが、川原さんから受けた影響や学びはずっと生きています。建築デザイン領域だけでなくクライアントの事業スキームやコンセプトの構想段階から関わるのも、その頃の川原さんとの出会いが大きく影響しています。その川原さんが建築マネジメント塾を始めると聞き、「今の川原さんは何を考えているのだろう」と改めて知りたくなったのが受講の動機です。

社会の動きを知り、新しいトライをしたくなる

私の場合、2023年に全10回のカリキュラムを通しで受講し、2024年にも1部と2部(全6回)を再受講しました。講義は「今、世の中はどの方向へ進み、建設業界がどう変わるか」という視点から始まります。建設という領域を超えたところから提示されるので、設計やデザインのみを考える人にとっては高度に感じるかもしれません。しかし「もう業界はそんなに進んでいるのか」「自分も新しいことにトライしないといけないな」と思わせる、良い意味で緊張感のある内容です。

雑誌やWebなどの情報媒体からデザインや建築家の思想などは分かりますが、社会全般と建設業界との関係や動きというダイナミックな視点は不足しがちです。我々の業界とビジネスと直結する経済の流れや世の中の動きの話を川原さんの具体的なプロジェクトの実践を通して聞けるのは、この塾の最大の価値だと思います。

川原さんは、まず農水省が管轄する農用地開発/整備公団に入り、組織設計事務所、PM/CM企業とキャリアを積まれてきました。日本の大きなビジネスの流れに常に追随しながら、新しい建設に関わるシステムを構築してきた方なので、やはり視座が高く、常に物事を俯瞰して考える。この川原さんの思考に触れられるのは大きな魅力だと思います。

テキストは、プロジェクトのプレゼンでも役立っている

再受講した理由は、もっと理解を深めたいと思ったからです。1回目はスピードと情報量が一気に押し寄せてきてびっくりしました。講義で話していることは分かります。しかし「なんとなく分かった」のではなく「しっかり理解したい」と考え、1部と2部をもう一度受けました。

使用テキストはプロジェクトのコンセプトなどをクライアントへの説明の際にも役立っています。建設業界の流れはどうなっているのか、今後の事業にどう生かせばよいか、重要なキーワードを交えて話すとお客様も納得されます。川原さんからの学びは、理解から一歩進んで実践しないと本当の活用にはなりません。2回目の受講では、実践のために何をすべきかを探りながら復習した気がします。

営業やメディアに関わる人にも受講をすすめたい

建設業界では事業プロポーザル方式の発注が増え、その発注者となる企業が時代の流れをどう読み、社会や地域にどう貢献するか、その上でどう利益を生むかという課題について私たちも解決策を求められます。その際に、川原さんが提唱するプロジェクトスキームの構築方法は有効です。だからこそ意匠設計者やデザイナーに限らず、お客様と直接話す立場にある多くの職種の方々にはこの塾をおすすめしたいですね。さまざまな視点から語られるので、いわゆる技術職ではない営業職、メディア職の皆さんの視野も広がるはずです。

今後どんな分野に勢いがあるのかなどという部分も学べるので、新規顧客へアプローチする際は参考にしています。すでにプロジェクトを一通り経験していれば自分の案件に落とし込んで見直せますし、若手であれば旧来的な業界の色に染まる前に革新的な考え方を手に入れられるでしょう。川原さんの話を直に聞いて、「世の中にこんなにパワフルな人が業界をリードされているんだ」と体感できる点も推したいと思います。

<了>

株式会社乃村工藝社川上さん杉本さん
聞くほどに手持ちの情報がつながっていく
お客様の立場からビジネスの切り口が見えてくる
株式会社 乃村工藝社 川上 洋一さん・杉本 渉さん
※2025年2月27日インタビュー実施

デザイナーの枠を越え、建築プロデュースを手がける部門へ

川上さん:弊社では2024年春から建築プロデュース部が立ち上がり、デザイナーの私たちも所属することになりました。元々は内装展示のデザイン・設計・施工を行っている会社ですが、建築プロデュースも手がけられる組織に再編したためです。

杉本さん:今までは与えられた条件に沿ったデザインを提案していましたが、現在はゼロからプロジェクト自体をデザインする立場に変わりました。事業的にも社会的にもメリットが出るよう、お客様と一緒にデザインの前段から考えていくのが大切なプロセスになっています。

川上さん:受講のきっかけは統括する上司が川原さんと知り合いだったからです。仕事の内容が一変するので新しい部のメンバー(10名)で受講しようと話が出ました。私も建築の進め方について良いヒントが得たいと思い、受講を決めました。

杉本さん:私は正直、最初は「大変だな、興味のある回だけ受けたいな」と思っていました。でも結果的には毎回出席して深く考え、自分の仕事を見直す貴重な時間になりました。

建築ビジネスのフレームと、一次情報の重要性を再認識した

杉本さん:私の中で一番しっくり来たのは、第1回の講義で示された「社会の動向を知るならきちんと一次情報をキャッチすべき」というスタンスです。例えば社会や世界情勢の一次情報を精査するとどのような建設や建築の利益が生まれるのか、どのように仕事が回ってくるのか。営業職でなくてもお客様と話す際にはそういう知識を持つべきだと考えていたので、初回のこの話には非常に共感を持ちました。

また、プロジェクトには「ビジネスレイヤー」と「コンストラクションレイヤー」があり、私たちはつい後者のみに目が行きがちです。しかし川原さんの話を聞くと事業を行うお客様の「ビジネスレイヤー」がそもそもの基本であり、かつ最も関心のある部分だと分かります。「何を作るか」以前に「お客様がなぜその事業を必要とするか」を考えることは、今後の私たちにとっても非常に重要なファクターだと気づきました。

受講を重ねて、情報のつながり方と建築の関係が見えてきた

川上さん:私にとっては「かなり大きな話からスタートしたな」という感覚がありました。事前のテキストがあるので、毎回予習しながら受講して理解していった感じです。デザイナーはどうしても「このデザインで一点突破する」という発想になりがちなのですが、その前になぜお客様がそれを求め、複合的にどんな要素が必要なのかを考えなければいけません。受講を重ねるごとにCRE、少子化、地方、学校のような点で知っていた情報が意味を持ってつながり、事業がより立体的に感じられるようになりました。

受講後は「お客様の思い」について以前より積極的に聞けるようになりました。思いを聞いた上で「これを取り込んではどうでしょう」という提案も多少話せるようになったと思います。

全体像を捉えた上で、お客様のためになる提案ができるように

杉本さん:私も、より全体を見て自分の意見を言えるようになったかもしれません。金額との費用対効果、パーツや建材の必要性など、プロジェクト全体からの提案を考えるようになりました。今まではそれは自分の役割ではないなと思っていたんです。でも受講後は「デザイン」だけでなく「デザインを含めて」お客様に語れるようになってきたと感じます。

川上さん:企画プランナー・プロデューサー・事業者さんなど、どんなポジションの方でもこの塾から得られるものは非常に多いのではないでしょうか。川原さんのポジティブでパワフルな講義には最初圧倒されましたが、そのぶん毎回の密度が濃いのも塾の魅力です。手に入れたテキストもメモも、今後の活動を支えてくれる大切な教科書になると思います。

<了>

■受講お申込みについて

現在 2025年7月生のお申込みを受け付けております
個人でのご参加はこちらよりお申込みください。
個人3部まとめてのお申込みはこちら

個人1部ずつのお申込みはこちら

※2025年度は2025年4月生、7月生、10月生と3期間で開催を予定しています。

■主催・共催
主催:株式会社ALFA PMC
共催・運営:株式会社クリーク・アンド・リバー社

■よくある質問


A.ご参加は可能ですが、建築や設計等の仕事に携わっている方を対象とした講義となっており、講義についていけなくなる可能性もございます。

A.可能です。ただ、最初から最後まで内容が盛りだくさんのため、余裕をもってご参加されることをオススメします。なお、資料だけを受け取り退席する行為はお控えください。

A.原則お申込み時に選択いただいた形式で受講お願いしております。どうしても受講が難しくなった場合などは、期間中個別にお問い合わせください。

A.講義に対する、意気込み、得たこと、学んだことなどを投稿いただくのは問題ございません。投稿いただく際に、配布資料を画像でアップするなど注意事項に含まれることはお控えください。

A.クレジットカード決済の場合は「クレジットカード利用明細書」、銀行振込の場合は「振込明細書」をもって領収書に代えさせていただきます。なお特別なご事情がある場合は、ご受講料金の入金確認後に郵送いたします。問い合わせアドレス宛に、領収書の宛名、郵送先を明記の上、領収書希望の旨ご連絡ください。領収書の到着までにお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

A.申し訳ございません。請求書支払いは対応しておりません。銀行振込もしくはクレジットカードにてお支払いください。

A.最終日に懇親会を予定しています。

上記以外でご不明な点がございましたら個別にお問い合わせください。

■注意事項
・自己都合での欠席の場合、講座振替・返金はできません
・写真撮影や録画録音はご遠慮ください
・配布する資料のコピーやインターネット上へ公開といった転載はお控えください
・受講していない第三者に対する配布資料の共有はお止めください
・お支払いいただいた受講料はご返金できませんので予めご了承ください
・お申し込みにあたり、予め申し込みフォーム記載の「個人情報の利用目的に関する文章」をお読みいただき「同意する」にチェックいただきますようお願いいたします。

■講師紹介

川原 秀仁(かわはら・ひでひと)

一級建築士
認定コンストラクション・マネジャー
認定ファシリティ・マネジャー
佐賀県唐津市出身。大学卒業後、農用地開発/整備公団を経て株式会社山下設計入社。その後、株式会社山下PMCに創業メンバーとして参画し、代表取締役社長、取締役会長を歴任。2023年3月に株式会社ALFA PMCを設立。

連載コラム
>>>ブルーオーシャンの見つけ方

PROFILE

株式会社クリーク・アンド・リバー社
アーキテクト・エージェンシー

■問い合わせ先
株式会社クリーク・アンド・リバー社
建築マネジメント塾運営事務局
Email:kawahara_jyuku@pr.cri.co.jp

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