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創立50周年、世界最大級の建築・インテリアコンサルティング総合デザイン事務所

創立50周年、世界最大級の建築・インテリアコンサルティング総合デザイン事務所

ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッド

デザイン力で施主のビジネスを成功に導く

ゲンスラー社は、1965年、米国サンフランシスコで創立者アート・ゲンスラーと社員2人で設立され、当時誰も手がけていなかったオフィスインテリア設計事務所としてスタート。今や世界15カ国に46拠点を構え、5000人のプロフェッショナルを抱える世界最大級の総合デザイン設計事務所となった。ワークプレイスデザインで世界をリードし続け、今日提供するデザイン業務は高層・複合ビル、都市計画、商業・エンターテインメント施設、学校・研究施設、空港など多岐にわたり、ブランディング、ワークプレイスコンサルティング、デザイン戦略なども手がけ、その専門分野は31に及ぶ。なぜ50年でここまでのグローバル企業に成長できたのか。「理由はとてもシンプルです」と東京オフィス代表の山本那智子氏が解説してくれた。「ワークプレイス設計を依頼されたお客様から、別の都市でのオフィス開設の話があると、我々は同じ品質のサービスを提供することを念頭に、現地オフィスを開設してきました。我々は、お客様のビジネスと共に成長してきたわけです。つまり、お客様のビジネス成長のためにはどんなデザインが必要か真剣に考え続けてきた結果、現在の組織が出来上がったのです」

専門分野を率いるリーダーたちはプロジェクトニーズに合わせて世界中を飛び回り、46拠点の現地チームと知識・経験を共有し、プロジェクトを有機的に進める。このコラボレーション体制も成功・発展の鍵である。東京オフィスのデザインディレクター天野大地氏は、「いいものをつくる際には、多様な要素を連動させることが大切。例えば空港を設計するチームは、ホテル、リテール、ワークプレイスのチームと協力して仕事に当たります。常に様々なエキスパティをもったスタッフが部署・拠点を超えてベストチームを編成してプロジェクトに取り組んでいるのです」と語る。

その根幹をなすのが「〝One -firm firm〞 (ひとつに固く結ばれた企業)」という理念。同社はプロジェクトに適材適所、ベストチームで取り組む姿勢を徹底する。イントラネットが充実しており、全プロジェクトデータ、全社員のプロファイル、専門分野のリーダー、アカウントマネージャー、現在かかわっている業務などが世界中どこから誰でも閲覧可能。これにより、必要とあらば、すぐ東京のプロジェクトにニューヨークの社員を起用することも可能となる。
「仕事は一人では絶対に完成しません。チームで、ひいては会社全体でつくるもの。『すべての〝Project〞は〝Our project〞。〝My project 〞などありえない』というのが創立者アートの教えなのです」(山本氏)

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PROFILE

山本 那智子

山本 那智子

1976年、東京都立大学建築学科卒業。

81年渡米、NYを拠点に25年間にわたり建築、インテリアの分野で活躍。

98年ゲンスラーウォールストリート事務所入社。

2005年3月ゲンスラー東京事務所マネージングディレクター就任を機に帰国、

現在に至る。

一級建築士・NY州建築士

ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッド

所在地/東京都港区南青山2-11-16 METLIFE青山ビル2階
TEL/03-6863-5300
http://www.gensler.com/offices/tokyo
1965年、米国サンフランシスコで創立。今年50周年を迎えた。

世界15カ国46拠点にオフィスを構え、約5000人の社員を抱える。

ワークプレイス、ライフスタイル、コミュニティの3セクターに分類される合計31の専門分野を有し、

建築・インテリアデザイン設計のほか、ブランディング、コンサルティングなど、その業務範囲は多岐にわたる。

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