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日本の建築業界のBIM化を促進、発展、けん引するコンサルティングチーム

日本の建築業界のBIM化を促進、発展、けん引するコンサルティングチーム

ペーパレススタジオジャパン

日本の建築業界のBIM化を促進、発展、けん引するコンサルティングチーム

「ひとことで言えば、建設業務の総合的なIT化。キーワードは3次元設計です」
同社の勝目高行代表取締役は、手描き、CADに続く作図手法として注目されつつあるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)について、そう説明する。

「従来は、施工者が図面を見ながら、どういう建物になるのか、ある意味想像力も働かせながら作業を進めました。しかし、2次元の図面から3次元を〝立ち上げる〞ためには専門知識が必要で、設計者の意図とズレることもしばしば。BIMによって一つの3次元モデルを共有してプロジェクトを進めていけば、こうした問題は起こりません。加えて、建築部材一つひとつに属性情報がインプットされているため、数量を拾い出して積算したり、竣工後のメンテナンスに利用したりすることも可能。設計段階で照明の状態や冷暖房負荷を検討し、コストダウンを図る、などという〝芸当〞もできるようになりました」

BIMを使えば、これまで不可能だった建築も可能になる。
「例えば、ザハ・ハディド氏デザインによる新国立競技場。あの複雑な形状は、BIMなしには再現できないんですよ」

ただし、世界的には広がりを見せているBIMも「日本での普及は非常に遅れていて、ようやく導入期を迎えたところ」だという。勝目氏以下14名の体制の同社は、その導入に向けたコンサルティングを主な業務としている。
「クライアントはゼネコンで、その企業に適合したソフトの提供、ネットワークの組み方などのほか、人材教育、必要に応じてスタッフの派遣も行います」

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PROFILE

勝目 高行

勝目 高行

1970年、鹿児島県生まれ。

92年、東京理科大学建築学科卒業後、

メディアによる都市設計の具体的手法を求め、アトリエキュベルを主宰。

2006年、株式会社アダル施設プロジェクトにて、BIMの構築に向け活動開始。

09年11月、ペーパレススタジオジャパンを設立し、代表取締役に就任。

ペーパレススタジオジャパン株式会社

所在地/東京都港区赤坂2-9-11オリックス赤坂2丁目ビル
TEL/03-5575-6643
http://www.paper-less-studio.com/
2009年11月、BIMによる建築プロジェクトのマネジメントを目的に設立。

ゼネコンを中心とするBIMの導入コンサルタントを主力に、独自にプロジェクトのサポートも行う。

都内駅周辺再開発計画、国土交通省のBIM試行案件のサポートが進行中。

また、五洋建設BIM推進室とBIMの推進を目的に業務提携。

親会社はIT企業のパイプドビッツ(東証一部上場。株主比率80%)。

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