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渋谷駅「南街区」「駅街区」の開発を牽引。コミュニケーション力で施主の期待を超える

渋谷駅「南街区」「駅街区」の開発を牽引。コミュニケーション力で施主の期待を超える

東急設計コンサルタント 建築設計本部 渋谷開発グループ

駅街区・南街区の開発が進行中

1973年の創業以来、東急グループが計画・展開する街づくり、鉄道施設、集合住宅、商業施設等に参画してきた東急設計コンサルタント。その建築設計本部には6つのグループが存在しているが、なかでも渋谷駅周辺開発プロジェクトの設計から監理まで手がけているのが、「渋谷開発グループ」である。
「この名称になったのは今年に入ってからですが、以前から渋谷関連が仕事の中心。具体的には、渋谷ヒカリエと東急キャピトルタワーにかかわったメンバーが中心になって生まれたチームです」と、グループ長の遠藤郁郎氏は言う。

現在、同グループが担当しているプロジェクトは大きく2つある。一つは「渋谷駅街区」と呼ばれるJR渋谷駅直上に位置するエリアの開発。東棟、西棟、中央棟の3棟により構成されており、シンボルタワーとなる「渋谷駅街区 東棟」は2019年度に完成予定だ。高さ230m、地区最大級のオフィスに加えて、屋上には展望施設を配する。また渋谷駅に乗り入れている鉄道施設の抜本的な改良により、乗り換えをスムーズにする計画だ。

もう一つは「渋谷駅南街区プロジェクト」。旧東横線渋谷駅及び高架線路跡地周辺が高層複合施設に変ぼうする。主用途はオフィスだが、中層部はホテル、低層部は商業施設や多目的ホールで構成。こちらは18年度の開業予定である。
「これまで渋谷3丁目エリアと、渋谷駅への接続が、国道246号線によって分断されていましたが、歩行者ネットワークの整備によって解消。渋谷駅南エリアの拠点となり新たな人の賑わいを創出します」

日本有数のターミナル駅の開発とあって、各方面から注目されているプロジェクトである。その面白さは日々、様々なタイミングで体感できるという。
「着工後、道行く人たちが現場内を眺めたり、写真を撮影したりしている姿を目にすると、このプロジェクトがかなり注目されていることを実感します。渋谷駅は、過去に何度も増築を重ねてきた経緯から、ある意味〝バリアブル〞な状況でした。この問題も抜本的に改善していきます」

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PROFILE

遠藤 郁郎

遠藤 郁郎

1984年、明治大学工学部建築学科卒。

90年、東急設計コンサルタント入社。

主にオフィスやホテルを手がけながら、再開発プロジェクトも経験。

震災後の神戸の再開発プロジェクトなどを経て、現在、渋谷開発グループ長。

一級建築士。

株式会社東急設計コンサルタント

所在地/東京都目黒区中目黒3-1-33
TEL/03-3715-1561
http://www.tokyu-sekkei.co.jp/
1973年、東急不動産から分離独立。

建築部門のみならず、土木部門や計画部門を有する総合設計コンサルタントとして、

街づくり、鉄道施設、集合住宅、商業施設、リゾート、オフィスなどのプロジェクトにかかわる。

99年、渋谷マークシティ竣工、2001年、セルリアンタワー竣工、12年、渋谷ヒカリエ竣工。

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